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ユヴェントス(イタリア)は現地時間19日(以下現地時間)、今季限りでレアル・マドリー(スペイン)との契約が満了となるイタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ(35)を獲得したことを発表した。契約期間は1年。ロイター通信が報じている。

 カンナヴァーロはユーヴェ時代に二度のセリエA優勝を経験しているが、カルチョスキャンダルの発覚でこのふたつのタイトルは剥奪されている。スキャンダル発覚でユーヴェがセリエBに降格した2006年、チームに残留したFWアレッサンドロ・デルピエーロやGKジャンルイージ・ブッフォンと違い、カンナヴァーロはレアルへ移籍。これに怒ったサポーターは、最近の試合でも一部のファンが同選手の復帰に抗議していた。

 だが、ユーヴェのアレッシオ・セッコSD(スポーツディレクター)は、「ファビオは世界チャンピオンであり、バロンドール受賞者でもある。そして彼は、ドレッシングルームでも偉大な人間なんだ」とコメント。「06年の夏、クラブは経営的な理由から彼を売却しなければならなかった」と、レアルへの移籍はやむをえなかったことだと強調し、ファンに理解を求めている。

 一方、カンナヴァーロ本人は「ハードーワークとプロ意識、情熱を持ってこの新しい冒険に向かうことで、最も懐疑的なファンのことも納得させられると確信している」と述べ、再びファンの信頼を勝ち取ることへの自信を窺わせた。

 なお、ユヴェントスはブレーメン(ドイツ)所属のブラジル代表MFジエゴ(24)の獲得も目指しており、ドイツのメディアは移籍金が2900万ユーロ(約37億8000万円)前後になると報じている。だが、シャフタール・ドネツク(ウクライナ)とのUEFAカップ決勝戦を翌日に控え、ブレーメンのクラウス・アロフスGMは19日、「まだ話し合わなければいけない問題がある」と、移籍が実現しない可能性もあると述べた。

 ジエゴには先日までバイエルン(ドイツ)も関心を示していたが、アロフスGMはUEFAカップ決勝戦の前にジエゴ移籍に関する決定を下すことはないとしている

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090520-00000010-ism-socc

ファビオ・カンナヴァーロ

センターバックとしては小柄だが、ジャンプ力、フィジカル等の身体能力を高いレベルで併せ持つ。

危機察知能力に長け、インターセプト、カバーリングや相手選手へのマーキングを得意とするほか、ディフェンスラインをコントロールする統率力にも優れる。特にインターセプトに関しては世界最高とも言われるほどの正確さと大胆さを誇っている。 フォアチェックの速さも特筆すべきもので、辛辣なイタリアのサッカー関係者からも評価は高い。激しくも熱いそのプレースタイルでの素晴らしいディフェンスはもちろん、自らをもって味方を鼓舞する最終ラインにおけるリーダーの理想像である。

サイドでの長期に渡る攻防にはややスピード不足を露呈する事があるが、自らその場面を作らせることはほとんどない。
1991年、下部組織からSSCナポリのトップチームに上がり、カンナヴァーロはそのキャリアをスタートさせる。その時はまだ無名だったが後にイタリアを代表する監督となり、カンナヴァーロと共にW杯を掲げることになる恩師、マルチェロ・リッピと出会ったのもナポリであった。デビュー当初から、激しくも熱いDFで多くのサポータをすぐに虜にし若くしてチームの象徴となったのである。

このまま永遠に幸福な時間が続くはずだったカンナヴァーロを待ち受けていたのは、極度の財政難におちいり主力選手の流出は避けられない状況におちいっていた愛するナポリであった。本人は「たとえセリエBだろうがCだろうがナポリの為ならプレーする」と涙ながらに何度もクラブオーナー、幹部に訴えたがセリエの強豪チームから高額オファーが舞い込んでくるカンナヴァーロを財政難のナポリは放出せずにはいられなかった。パルマへの移籍が決まったと知らされた時カンナヴァーロは、ナポリの大通りで大声で愛するクラブのサポーターと共に泣き叫び、自殺を考えたほどだった。その後オーナーと、幹部の再三に渡る説得によりようやく移籍を決意するが、そのときカンナヴァーロはサポーター達に「必ずもどって来るよ。たとえ何年、何十年かかろうが俺は愛するナポリに戻ってくる。ナポリ以外を心からは愛せない。」と約束した。

そして元来かなりの完成度にあったカンナヴァロであったが、パルマに移籍することによりさらに数段、DFとして成長することになる。定評のあった1対1の強さに加え、インターセプトの技術、先読みの能力を桁違いに伸ばし完璧なDFの一人と成ったのである。特にマンマーク技術においては当時のセリエAはおろか世界でも最高だろうとの声に異論はなかった。またこのパルマで盟友ジャンルイジ・ブッフォン、リリアン・テュラムと出会い、リーグ最高といわれる守備陣を形成しカンナヴァロは自身の評価を世界的なものとする。テュラムとのチェック&カバーのタイミング、そしてブッフォンの的確な指示。まさに鉄壁との言葉そのままであった。

そしてナポリでのプロデビューから6年後の1997年、カンナヴァーロはA代表に招集され北アイルランド戦でデビューを飾る。最初こそ、「あんな小さなやつがDFなんて出来るわけがない。俺ならフェイントなしで吹っ飛ばして抜けるよ」と同じイタリア代表のクリスティアン・ヴィエリに言われるものの、紅白戦において強引な突破をはかってくるヴィエリを逆に何度も吹っ飛ばし、完全に押さえ込んだ。この紅白戦の後にヴィエリは、「奴ほど大きいディフェンダーはいまだかつて見たことがない」と言わしめた。カンナヴァーロのこの驚異的なフィジカルとボディバランスの良さは、ナポリユース時代からのコーチの指導が的確であったからだと後に本人は語っている。

そして満を持して念願のスクデットを獲得する為にカンナヴァロはインテルへと移籍する。しかし周囲や自身の期待とは程遠くインテル時代は監督との確執により、本職でないSBやボランチなどをやらされ、本来の能力を発揮することは難しかった。

一時評価をおとしたカンナヴァロであったがユヴェントスに移籍してその輝きを取り戻す。 2004-05シーズンには再びパルマ時代の同僚である、ジャンルイジ・ブッフォン、そしてリリアン・テュラムなどと鉄壁の守備陣を形成し、セリエA最少失点およびスクデット獲得に大きく貢献した。ユーヴェの守備は世界一だ、と現アーセナル監督のヴェンゲル、現インテル監督のジョゼ・モウリーニョも絶賛した程。

サッカー界のあらゆる猛者をも寄せ付けなかった鉄壁の守備陣だったが、あまりに意外な形で崩壊し終焉を迎えた。カルチョ・スキャンダルといわれた一連の八百長事件でユヴェントスは降格処分となったのである。この事件を受けテュラムはバルセロナへ、そしてカンナヴァロ自身もブラジル代表MFエメルソンと共にレアル・マドリードへ移籍することが決まった。 ユーヴェに残ったのはただ一人、ブッフォンのみであった。移籍金は発表されていないが、エメルソンと合わせて2300万ユーロと言われている。自身の移籍について本人は、「僕の選手生活はもう決して長い物ではないだろう。そんな中でセリエBでプレーするのは考えられなかった。ユーヴェは大好きだし、ティフォージも好きだったがナポリ以外を愛することは出来ないしね。またセリエ以外のところで自分がどれ程通用するのかも確かめたかったんだ。」と語っている。地元では引退したジネディーヌ・ジダンの着けていた背番号5を与えられたということでニュースになったが、それだけ期待の大きさが伺われる。

キャプテンとして出場した2006年のワールドカップドイツ大会では、全試合にフル出場。GKのブッフォンと共に完璧に相手を抑え込む素晴らしいパフォーマンスを披露し、チームの優勝の功労者となった。同大会のシルバーボール賞(優秀選手投票第2位)も受賞している。また、同大会決勝戦をもってイタリア代表通算100試合出場を達成した(イタリア代表では史上4人目)。

ワールドカップなどでの功績が認められ、2006年のバロンドールを受賞。これは基本的にDFを務める選手としてはフランツ・ベッケンバウアー(2回)、マティアス・ザマーに続く3人目、4回目の受賞である。しかし彼らはリベロといわれるポジションであり、両者とも90分のほとんどをMFとしてプレーしていたことを考えると純粋なストッパーとしては史上初の受賞である。また、イタリア人選手では1993年のロベルト・バッジョに続き5人目、更にイタリア人DFとしても、ドイツ人以外のDFとしても初の受賞でもある。

EURO2008ではキャプテンとして、守備陣の柱としての活躍が期待されていたが練習中にキエッリーニのタックルを受けた際に左足を負傷し出場することは絶望的となった。しかし手術後はチームに帯同し、練習中に味方選手に檄を飛ばしたりボールや飲み物を運ぶなど献身的に働いた。




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